
『そして羽音、ひとつ』
- 会場
-
メニコン シアターAoi
ACCESS
〇JR中央本線千種駅地下改札口方面、5番出口より徒歩4分
〇名古屋市営地下鉄、東山線:千種駅5番出口より徒歩4分
〇名古屋市営地下鉄 桜通線:車道駅4番出口出てすぐ左折。徒歩約7分 - スケジュール
-
2023年
11月10日(金)18:30開演◆
11月11日(土)14:00開演◆
11月12日(日)14:00開演
*開場は開演の30分前、受付開始は開演の60分前
◆=アフタートーク実施回
[アフタートークゲスト]
10日:おぐりまさこ(空宙空地)、関戸哲也(空宙空地)
11日:北村想(劇作家)
※ゲストは予告なく変更となる場合がございます。 - チケット
-
- 発売日:
- 2023年8月26日(土)午前10:00
- 料金 :
- 全席指定
一般 4,000円
U18 3,000円
障がい者割引 3,200円
芸術監督の山口茜が、京都在住の実力ある劇作家・山岡徳貴子の新作戯曲を演出
〈あらすじ〉
私たち、ただこうやって、ハトを待つの
とある老女。彼女は周りの人間から、それぞれが見たい姿を勝手に投影され、彼女自身が顧みられることはない。一方当人は、何もわからない風でいながらしたたかに生に執着している。社会から見えない存在にされても、息をしなくてはならない、なぜなら私は、生きているのだから・・・。人生の最終章。認知症を患いながらも周りの人間との関わりの中で、自分らしく生きることを選択する、老女の物語。
〈演出: 山口 茜より〉
客体的に生きる時間が長く続くと、自分が本当は何を欲しているのか、どんどんわからなくなっていきます。客体的に生きるとは、役割を生きる、とも言い換えられるかも知れません。他者にとって自分はどうあるべきか、が生き延びる手段なので、嫌だなと思うこと、困っていること、辛いことは全て、自分自身も気が付かない意識の奥深くに封じ込めてしまいます。これは社会的に自分の主体性が守られてきた、いわゆる「マジョリティ」にはわかりえないことだと思います。え?自分にだってわかるよ!って思った方は、ぜひ観にいらしてください。一緒にお芝居を見て、このことについてぜひ、じっくりと考えを巡らせましょう。山口 茜
関連事業:名古屋ライトハウス情報文化センター連携企画・戯曲に触れるワークショップ
「作品をより楽しむためのワークショップ~演劇を、観る、聴くまえに~」
視覚障がい者情報提供施設と一緒にお送りする、作品の鑑賞前に戯曲(『そして羽音、ひとつ』)の一部や演出家・山口茜の言葉に触れるワークショップ。視覚障がいの有無に関わらず、作品をより楽しみたい人が集まる時間。戯曲は点字、テキストなど希望に沿って用意される。
企画・製作:企画ユニット・こちらこそ(岡西康太、中田義雄、林 真智子)
本ワークショップ詳細はこちら
アーティストプロフィール

トリコ・A
山口茜が手掛ける劇作および演出作品の上演を目的に、公演の都度、出演者・スタッフを集めて活動する。東京国際芸術祭リージョナルシアターシリーズ、精華小劇場オープニングイベント、大阪芸術創造館クラシックルネサンス、愛知県芸術劇場演劇祭、アトリエ劇研演劇祭、文化庁芸術祭などに参加。近年はアクセシビリティサービスとして、無料の託児サービス、聴覚障害の方のための字幕サービスなどを実施。今後、音声ガイド等取り扱うサービスを広げていきたいと考えている。

山口茜
劇作家・演出家。龍谷大学文学部日本語日本文学科卒業後、自らでプロデュースし演劇を上演する団体、トリコ・Aプロデュースを設立。京都を拠点とし、東京・大阪などでも演劇を上演。関西では演劇ワークショップの講師などもつとめる。2007年9月〜2009年9月までの2年間文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてフィンランドに滞在。帰国後、活動を再開し、利賀演劇人コンクール2015に参加したメンバーでサファリ・Pを立ち上げ。2010年からは龍谷大学非常勤で講師も務める。2021年~メニコン シアターAoi芸術監督。
山岡徳貴子
劇作家・演出家・俳優、1973年生まれ。劇団八時半退団後、劇団魚灯を旗揚げ。「逃げてゆくもの」第一回北の戯曲賞優秀賞、「祭りの兆し」第八回OMS戯曲賞佳作、「静物たちの遊泳」で第五十二回岸田國士戯曲賞最終選考、「着座するコブ」で第五十三回岸田國士戯曲賞最終選考に残る。2010年以降、育児と家族の介護のダブルケアに追われる日々の為、演劇の現場から離れている。
キャスト・スタッフ
【作】山岡徳貴子(魚灯)
【演出】山口 茜
【出演】佐々木ヤス子(サファリ・P)、武田暁(魚灯)、半田慈登(劇団壱劇屋)、藤原大介(劇団飛び道具)、山本麻貴
公演概要
プレイガイド
チケット発売日:8月26日(土)AM10:00
● メニコン シアターAoi Web予約
● チケットぴあ(Pコード: 521-689):https://t.pia.jp/
※ チケット購入後のキャンセル・変更・払戻はできません。
※演出の都合上、開演後は入場をお待ちいただく場合がございます。また、指定のお席にご案内できない場合がございます。
※ 購入方法によりチケット代金のほかに手数料が必要になる場合があります。
※ 未就学児のご入場はご遠慮ください。
※ U18チケットは、公演当日に年齢が確認できる身分証明書をご持参ください。
※ 障がい者割引は、障害者手帳等をお持ちの方がご購入いただけます。当日会場にて手帳等をご提示ください。
※ 車椅子でのご来場、補助犬のご同伴をご希望の方は、お電話にてお申込みください。
アクセシビリティ / 字幕
【観劇サポート】
・台本の事前貸出サービス [無料]
聴覚障害のある方、聞こえにくい方を対象に、上演台本(PDF)の事前貸出を行います。上演台本データは、大阪公演終了の11月19日まで閲覧いただけます。ご希望の方は、チケット購入時のアンケートでお知らせいただくか、ご観劇日とお名前を記載の上『そして羽音、ひとつ』制作部までお問合せください。
・車椅子をご利用の方、盲導犬をお連れの方など、ご来場、ご観劇に関して心配事やサポートの必要がある方は、メニコン シアターAoiまでご相談ください。
お問合せ先:
・メニコン シアターAoi
TEL: 052-938-7185(平日10:00~17:00)*休館日のぞく
MAIL:info-aoi@meniconart.or.jp
・『そして羽音、ひとつ』制作部
TEL:03-4213-4290 (合同会社syuz’gen 平日10:00-18:00)
MAIL:seisaku@stamp-llc.com
WEB:https://stamp-llc.com/
スタッフ
作曲:増田真結
舞台美術:松村あや
照明:池辺茜
音響:森永恭代
衣裳:清川敦子
舞台監督:武吉浩二(campana)
演出助手:今井千香
宣伝デザイン:山口良太 (slowcamp)
制作:水戸亜祐美、寺田凜、染谷日向子(合同会社syuz’gen)、合同会社stamp
クレジット
主催:公益財団法人メニコン芸術文化記念財団
企画/製作:合同会社stamp
ご来場にあたっての注意事項
・お車で来場の際は、近隣の有料駐車場へ自費負担のうえお止めいただきますようお願いいたします。
・敷地内のスペースについては、お体が不自由な方専用の駐車場と搬出入のスペースであり駐車についてはご遠慮願います。
お問い合わせ
公益財団法人メニコン芸術文化記念財団
TEL 052-938-7185(平日10:00~17:00)*休館日を除く