
ビジュアルデザイン: 三重野龍
『シアターウォーク/A Walk in Theater』
- 会場
メニコン シアターAoi
名古屋市中区葵三丁目21番19号Menicon Theater Aoi Bldg.内
〇JR中央本線千種駅地下改札口方面、5番出口より徒歩約4分。
〇名古屋市営地下鉄 東山線:千種駅5番出口より徒歩約4分。
〇名古屋市営地下鉄 桜通線:車道駅4番出口出てすぐ左折。徒歩約7分。- スケジュール
2025年9月15日(月・祝)〜20日(土)
*16日は休演日- チケット
-
- 発売日:
8月7日(木)10:00
- 料金 :
日時指定・税込 ※ 事前予約制
一般:2,500円
U25(25歳以下):1,000円
障がい者割引(付添者1名無料):1,000円
リピーター(2回目以降):1,000円
未就学児:無料
アーティスト・梅田哲也による新作ツアー型パフォーマンス
メニコン シアターAoiは、2025年度主催事業として、アーティスト・梅田哲也による新作『シアターウォーク/A Walk in Theater』を開催いたします。
本作はメニコン シアターAoiが入る株式会社メニコン本社社屋内を舞台に、メニコンの社員や劇場スタッフら複数のガイドが観客グループを引率し、劇場の舞台裏など、普段は立ち入ることのない場所へと誘うツアー型のパフォーマンスです。道中では、日常と非日常が交錯し、見慣れた景色がわずかにずれたような、一風変わった場面に遭遇します。
◼︎STATEMENT
ビルの半分が会社で、もう半分が劇場という環境において、運営に携わるスタッフたちは現在進行形で方向性を模索しているように見えますし、長く働いてきた社員のなかには、劇場の存在に戸惑いを抱いた人もいるようです。
2020年に新型コロナウイルス感染症が拡大し、世界中が未曾有の状況下で特殊な数年間を過ごしました。多くの人が現実の不安と向き合いながら、「不要不急」という言葉が広く浸透するなか、文化芸術の分野は発表の場を失い、人が集い、表現を受け入れる場としての劇場もまた、その扉を閉ざすこととなりました。メニコン シアターAoiはそんな時期につくられ、2023年にオープンした劇場です。
「パンデミックが明けて出勤したら、会社に劇場が建っていました。」
劇場は本来、誰にでも開かれた、みんなの場所です。それが会社の中にあるなんて、大変で面白そうじゃないですか。これは、そんな環境に身を置くことになった当事者たちとの共同作業です。
梅田哲也
◼︎開催概要
※所要時間:約60分/各回定員10名
※下記の時間帯で20分ごとにスタート
9月15日(月・祝)14:00/14:20/14:40/15:00/15:20/15:40/16:00/16:20/16:40/17:00/17:20/17:40/18:00 (全13枠)
9月16日(火)休演日
9月17日(水)18:00/18:20/18:40/19:00/19:20/19:40/20:00(全7枠)
9月18日(木)18:00/18:20/18:40/19:00/19:20/19:40/20:00(全7枠)
9月19日(金)18:00/18:20/18:40/19:00/19:20/19:40/20:00(全7枠)
9月20日(土)14:00/14:20/14:40/15:00/15:20/15:40/16:00/16:20/16:40/17:00/17:20/17:40/18:00(全13枠)
ツアーご参加の方へ
○ 歩きやすい服装でお越しください。
○ 受付はツアー開始10分前から開始します。ツアーは必ず定時で出発します。遅れた方はご参加いただけませんので、余裕を持ってお越しください。
○ ツアーは階段の移動を含むため、ベビーカー、車椅子でのご来場や、階段での移動が困難な方は、お申込の際に、劇場までお知らせください。
アーティストプロフィール

梅田哲也
現地にあるモノや日常的な素材と、物理現象としての動力を活用したインスタレーションを制作する一方で、パフォーマンスでは、普段行き慣れない場所へ観客を招待するツアー作品や、劇場の機能にフォーカスした舞台作品、中心点を持たない合唱のプロジェクトなどを発表。先鋭的な音響のアーティストとしても知られる。近年の個展に「wait this is my favorite part / 待ってここ好きなとこなんだ」(ワタリウム美術館、東京、2023-2024年)、「梅田哲也 イン 別府『O滞』」(別府、2020-2021年)、「うたの起源」(福岡市美術館、福岡、2019-2020年)「See, Look at Observed what Watching is」(Portland Institute for Contemporary Art、ポートランド、米国、2016年)がある。展覧会に「瀬戸内国際芸術祭2025」(大島、2025年)、「阪神・淡路大震災30年 企画展『1995 ⇄ 2025 30年目のわたしたち』」(※森山未來との共作、兵庫県立美術館、2024-2025年)、「奥能登国際芸術祭2023」(珠洲、2023年)。パフォーマンス作品に「Walk about Water」(Nam June Paik Art Center、龍仁、韓国、2024年)、「リバーウォーク」(KYOTO EXPERIMENT京都国際舞台芸術祭2022、京都)、「9月0才」(高槻現代劇場、2022年)、「Composite: Variations / Circle」(Kunstenfestivaldesarts 2017、ブリュッセル、ベルギー)、「INTERNSHIP」(国立アジア文化殿堂、光州、韓国、2016年/TPAM 2018、 KAAT神奈川芸術劇場ホール)など。
(Photo by Isabel Mühlhaus)
公演概要
プレイガイド
ArtSticker(要アカウント登録・事前精算制)
https://artsticker.app/events/89136
※メニコン シアターAoiのぴあゲッティでは取扱がございません。
ご案内事項
○ 事前予約制
○ 当日の参加申込は、空きがある回に限り、開始30分前よりメニコン シアターAoi1F受付にて承ります。(支払いは現金のみ)
○ U25、障害がい者割引は公演当日に要証明書提示。
○ 未就学児や小学生以下のお子さまのご参加には保護者の同伴が必要です。
○ リピーター券は、本作品に2回目以降のご来場の方が対象です。当日の受付時に鑑賞済みのチケット画面も併せてご提示ください。初回の方が申込の場合、当日差額を頂戴します。
スタッフ
キャスト(シフト制):
赤木萌絵(体現帝国)、鈴木宗浩、上木戸愛、上木戸凛成
LAMA SUSMITA〈ラマ・ススミタ〉、LAMA PASANG LAMU〈ラマ・パサン・ラム〉
SATOMI、Kohsuke、y-Kuno、みき(以上4名、株式会社メニコン)
スタッフ
制作サポート・印刷:辰巳量平(ふつか)
設営サポート:深野元太郎
ビジュアルデザイン:三重野龍
劇場スタッフ:樋口寿弥、黒田道子、鈴木真美、加藤拳真、丹下葉子、堤秀樹/寺部典明、堀内建次、見城恵(以上3名、若尾綜合舞台)
制作:古川真央、大川智史、水戸亜祐美(合同会社syuz’gen)
クレジット
後援:名古屋市教育委員会
協力:名古屋福徳日本語学院
特別協力:株式会社メニコン
主催:公益財団法人メニコン芸術文化記念財団
ご来場にあたっての注意事項
・お車で来場の際は、近隣の有料駐車場へ自費負担のうえお止めいただきますようお願いいたします。
・敷地内のスペースについては、お体が不自由な方専用の駐車場と搬出入のスペースであり駐車についてはご遠慮願います。
お問い合わせ
公益財団法人メニコン芸術文化記念財団
Email:info-aoi@meniconart.or.jp
TEL:052-938-7185(受付時間: 10:00~17:00)*休館日をのぞく
FAX:052-982-9108
〈梅田哲也 過去作品 写真〉
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“Walk about Water” (Nam June Paik Art Center、2024) Photo by Nam June Paik Art Center |
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『wait this is my favorite part / 待ってここ好きなとこなんだ』 (ワタリウム美術館、2023-2024) Photo by KANAGAWA Shingo |
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『リバーウォーク』 (KYOTO EXPERIMENT、2022) Photo by Yuki Moriya |
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『うたの起源』 (福岡市美術館、2019-2020) Photo by Yamanaka Shintaro (Qsyum!) |
梅田哲也 公式サイト https://siranami.com/