シアターAoi芸術監督・山口茜脚本/演出作品子どもための舞台作品『光と影』(仮)　演出助手募集

2024年11月23日(土)、24日(日)にメニコンシアターAoiで上演する、芸術監督・山口茜脚本/演出作品子どもための舞台作品『光と影』(仮題) の出演者を募集します。

2023年にオープンしたメニコンシアターAoi芸術監督の山口茜が、劇場のための初めての演出作品に選んだのは、子ども向けの舞台作品です。長らく劇場のレパートリーとして、多くの子どもたちに楽しみ続けてもらえる作品をつくりたいと意気込みを語る山口は、その作品の題材として「科学」を演劇作品に取り入れ、観客の知的好奇心をくすぐる仕掛けに満ちた作品づくりを目指します。とはいえ、難しさはごめんなさいの、歌あり、踊りありの楽しいステージ！でも、そんな賑やかな雰囲気に馴染めない人たちも無理なく過ごせる、劇場のコンセプトそのままの「誰もが主役」の演劇作品です。

今回、演出助手のチーフは関西を拠点に活躍する劇団THE ROB CARLTON所属の入江拓郎さんが務めます。商業ベースの作品や、全国ツアー公演、小劇場公演と幅広く手がける、演出助手としてまさに引っ張りだこの入江さんと演出助手チームをくみ、稽古場を支えていただきます。東海圏で演出助手として経験を積んでいる若手の方に、これまでよりも一歩進んだ経験を積み、ステップアップのきっかけとしていただけることを期待しております。

※インターンの募集ではないので、チーム間で協力しながら、自発的に業務を進めることのできる方のご応募を想定しております。

＊募集要項(PDF)はこちらからダウンロードしていただけます。

「子どものための舞台作品」演出助手チーフ入江拓郎からのメッセージ
　こんにちは。入江拓郎と申します。THE ROB CARLTON（ザ・ロブカールトン）という京都の集団に所属しています。僕は21歳のときにこの集団と出会い、29歳のときに演出助手を学びはじめました。演劇にまつわる裏方の仕事は、その仕事量とは裏腹に、日ごろなかなか日の目を見ることはありません。舞台上が「光」なら、スタッフは「影」。まさに「光と影」のような関係性で、驚くほどたくさんのスタッフさんたちが、全身真っ黒の服をきて日々陰ながら舞台を支えています。その各所と演出家をつなぐのが、演出助手です。
　僕はこの数年でたくさんの演出家さんと、お二人の"演出助手"さんの背中を見て、仕事内容とそのすごさを学んできました。"演出助手"とは？一人は「演出家の先まわりをする仕事」、一人は「稽古場をデザインする仕事」とおっしゃいました。つまり、どういうことなのか。演出助手とは、なんなのか。僕の背中をみて、良いところも悪いところも盗んでもらえたら嬉しいです。
　舞台『光と影』を、僕といっしょに陰ながら支えてみませんか？

演出助手チーフ：　入江拓郎（THE ROB CARLTON)

▼入江拓郎さんのプロフィール・活動歴はこちら。
http://rob-carlton.jp/blog/?p=31942

シアターAoi 芸術監督 / 脚本・演出山口茜からのメッセージ
　ある日、とある現場で演出助手の入江さんと出会いました。入江さんはテントに代表される演出助手七つ道具を取り揃えておられ、毎日淡々と、出演者をフォローしたり、稽古場にあまり来れないスタッフと稽古場を繋いでくださいます。演出家である私の助手、というよりは、こんがらがった私のアイディアを、全方位に伝わる形で整理するという仕事を適切に行う入江さんをみているうち、こういう人が増えると、作品のクオリティは否応なく上がるな、と感じました。という訳で、今回募集するのは稽古場を管理していただき、稽古場と他のスタッフの連携をスムーズにする「稽古場監督」です。誇りを持って取り組んでくださる方を募集します！

脚本・演出：　山口茜

応募についての詳細

◼︎選考スケジュール

[募集期間] 2024年5月8日(水)10:00〜5月21日(火)23:59(日本標準時)

<一次選考> 書類審査
結果発表：2024年5月31日(金)頃までにメールにて合否を通知

<二次選考> オンライン面談　
2024年6月8日(土)または6月9日(日) 10:00〜16:00
（どちらか1日。上記時間内で主催者が指定する時間にご参加いただきます）
会場:Zoom(オンライン。URLは主催者が発行。各自の端末よりご参加できるよう設定してください)
＊二次選考は審査の資料として、Zoomの録画をさせていただきます。

<結果発表> 2024年6月21日(金)頃までにメールにて採否を通知

※本選考への応募は無料です。
※採否に関わらず、選考の結果は応募者全員にメールで通知します。必ず事前に受信設定をご確認ください。

◼︎稽古・公演スケジュール

プレ稽古： 2024年8月20日(火)〜31日(土)［途中、休日あり］
本稽古： 2024年10月18日(金)〜11月18日(月)［週5〜6日程度］
＊11月12日(火)〜は舞台稽古を予定しているので、全日程参加いただける方が望ましいです。
劇場入り期間： 2024年11月19日(火)〜24日(日)［この期間は全日ご参加ください］

稽古会場：名古屋市内（ご参加が決まった方に確定次第お知らせいたします）

◻︎公演情報　
子どものための舞台『光と影（仮）』
公演日程：2024年11月23日(土)、24日(日)
公演会場：メニコンシアターAoi（名古屋市）
脚本・演出：山口茜　科学監修・ドラマトゥルク：上羽貴大　音楽監督：増田真結
出演：赤木萌絵(体現帝国)、岩井利和(劇団ひとみしり/ガッテン令和組)、菅沼翔也(ホーボーズ)
芦谷康介、達矢、佐々木ヤス子(以上、サファリ・P)＋オーディション選出キャスト

◻︎あらすじ
劇場では今日、演劇公演「おちゃのじかん」の本番が予定されている。でも、セットが届かず、音響機材は故障、出演者の歌手は腹痛と、トラブル続きの舞台裏は演出家もいなくなり慌てふためいている。
そんな状況でもなんとかして幕を開けようと、劇場清掃係・小道具担当・劇場制作の裏方3人が、「それぞれの苦手」を活かして奮闘する...。

◼︎応募資格

次の1〜7のすべてにあてはまる方
1. 主に東海圏で活動する演出助手の方（演出助手業務が未経験の方は不可）
2. 原則、稽古初日の2024年8月20日(土)時点で18歳以上（高校生不可）
3. 定められた稽古日程を優先してスケジュールをくみ、原則全日程参加できる方（NGの調整は可能）
4. 11月19日(火)〜24日(日)の劇場入り期間の全日程に参加できる方。
5. 公演の広報やPRに無償でご協力いただける方。
6. 日本語での稽古進行や連絡、やりとりが可能な方。（国籍や人種などは一切問いません）
7. ハラスメント防止対策ポリシーを理解し、全ての関係者にリスペクトを持って参加できる方。

＊所属事務所や所属劇団等に出演許可をご自身でとった上でご応募ください。
＊ご応募時に18歳未満の方は、必ず保護者の許可のもとでご応募ください。

◼︎応募方法

以下、応募フォームより必要事項を入力の上、送信してください。
・応募フォーム　
https://sgfm.jp/f/rehearsaldirector24

◼︎募集人数

若干名

◼︎謝礼

11万円（消費税別）
＊業務にあたって発生する交通費等の諸経費は上記金額に含まれます。
＊法人格をお持ちでない方への支払いにあたっては、源泉徴収後の金額をお振込いたします。

※インボイス制度について
「インボイス制度(適格請求書保存方式)」が開始に伴い、消費税の課税事業者が仕入税額控除を適用する要件として、適格請求書発行事業者が交付する適格請求書等の保存が義務付けられます。従いまして適格請求書発行事業者となられた方は、登録番号をご提示ください。また、登録番号のご提示の無い方につきましては、消費税相当額については、経過措置を適用しお支払い致しますことをご了承ください。

■ ハラスメント防止対策ポリシー

・個人の尊厳を尊重した現場づくりを徹底いたします。
・暴言、恫喝などの威圧的な言葉や言動、いかなるハラスメント・差別も許しません。
・身体的接触などを必要とする場合の説明を徹底いたします。
・ハラスメント相談窓口を設置し、トラブル時の責任の所在を明確にします。
・本公演にあたってはキャスト・スタッフを対象にハラスメント防止のためのガイドラインの作成、ハラスメント防止研修を実施いたします。

■ 本出演者募集に関するお問い合わせ

メニコンシアターAoi制作担当（制作担当：合同会社syuz'gen〈シュツゲン〉）
TEL: 052-938-7185（午前10時～午後5時）　＊休館日のぞく
E-mail: press★aoi-press.info (★→@)
Web: https://meniconart.or.jp/aoi/

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