Performance
公演イベント情報
宣伝デザイン:山口良太 (slowcamp) <br>
宣伝写真:坂下丈太郎
宣伝デザイン:山口良太 (slowcamp)
宣伝写真:坂下丈太郎
5/14 (日) 5/14 (日)
開演14:00 (開場13:30)
  • 主催公演
  • 演劇・ダンス
  • チケット発売中

<トライアルイベント>『透き間』

サファリ・P
スケジュール
2023年5月14日(日)14:00開演

「アフタートーク」開催決定!!
出演:山口茜(演出家・劇作家、メニコン シアターAoi芸術監督)& 金平茂紀(ジャーナリスト)
※本公演のチケットをお持ちの方限定
チケット
発売日:
3月11日(土)10:00
料金 :
全自由席 一般・学生 1,000円 、障がい者割引 800円
チケット購入はこちらから(外部サイトへ移動します)

初演を経て脚本・演出を一新した待望の"リクリエーション版"!

山口茜が主宰するサファリ・Pは、2019年にコソボ共和国の芸術祭に参加したことを機縁に、バルカン半島地域の歴史と文化に関心を抱き、アルバニアの作家イスマイル・カダレの小説『砕かれた四月』に出会った。

この小説を出発点として、コソボ紛争を体験した若者との対話や、リサーチを重ね、2021年1月に試演会を実施。 その後『砕かれた四月』のことば、そこに描かれた世界との対話を繰り返すうちに、本作は、カダレ作品の直接的な舞台化ということからは少し離れ、カダレ作品を下敷きとした山口茜によるオリジナル作品というかたちを取ることになった。

しかしそこには、『砕かれた四月』のストーリーが、圧縮と変形を受けながらも引き継がれ、サファリ・P固有のスタイルを駆使し、声、身体、音、光、美術、身振りのアンサンブルとして構築される。 再演にあたっては、メニコン シアターAoiのプレ事業として劇場の機構を活かした演出を試み、さらなる作品の進化を目指す。

サファリ・Pと『砕かれた四月』の軌跡

2019年6月 FEMART Festival 7thに招待され、ODA Theatre(コソボ共和国プリシュティナ)にて『悪童日記』を上演。バルカン半島地域の歴史と文化に関心を抱いたことを機縁として『砕かれた四月』に出会い、その上演を構想しはじめる。
2021年1月 コソボ紛争を体験した若者との対話やリサーチを重ね、第7回公演「『砕かれた四月』-プロトタイプ-」としてTHEATRE E9 KYOTOで試演会を実施。クリエーションの方針はカダレ作品を原作とした直接的な舞台化からは離れたものの、その核となる要素は圧縮と変形を経て引き継がれた。
2022年3月 第8回公演『透き間』(イスマイル・カダレ『砕かれた四月』より)を、京都(京都府立文化芸術会館)および東京(東京芸術劇場 シアターイースト)の2都市にて上演。
2023年5月 愛知(メニコン シアターAoi)および大阪(インディペンデントシアター2nd)の2都市で上演予定。

アーティストプロフィール

サファリ・P/写真

サファリ・P

2015年7月、利賀演劇人コンクール2015にて『財産没収』(作:テネシー・ウィリアムズ)を上演。優秀演出家賞一席を受賞。メンバーは芦谷康介、達矢、佐々木ヤス子、池辺茜、森永恭代、山口茜の6名(2022年11月現在)。パフォーマー(俳優・ダンサー)・技術スタッフ(照明・音響)・演出部(演出家・ドラマトゥルク)からなる劇団。
これまでは、主に既成戯曲・小説から作品を立ち上げてきた。物語に底流する作者の生い立ち、時代背景などを重視してテキストを紐解き、その中から選び抜いた最小限のテキストを抽出。パフォーマーに俳優とダンサーが混在していることを活かし、身体と最小限の舞台美術、最小限のテキストのみを使用し、文字だけで立ち上がっていた原作世界の、意外な、しかし間違いなくそこにある要素を立ち上げることを得意とする。
2019年6月、FEMART Festival 7thに招待され、ODA Theatre(コソボ共和国プリシュティナ)にて『悪童日記』を上演。2019年10月、瀬戸内国際芸術祭秋会期にて『悪童日記』を上演。

山口茜/写真

山口茜

劇作家・演出家。龍谷大学文学部日本語日本文学科卒業後、自らでプロデュースし演劇を上演する団体、トリコ・Aプロデュースを設立。京都を拠点とし、東京・大阪などでも演劇を上演。関西では演劇ワークショップの講師などもつとめる。2007年9月〜2009年9月までの2年間文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてフィンランドに滞在。帰国後、活動を再開し、利賀演劇人コンクール2015に参加したメンバーでサファリ・Pを立ち上げ。2010年からは龍谷大学非常勤で講師も務める。2021年~メニコン シアターAoi芸術監督。

キャスト・スタッフ

【上演台本・演出】山口 茜
【作曲】増田真結
【出演】芦谷康介、佐々木ヤス子、達矢(以上 サファリ・P)
F.ジャパン(劇団衛星)、森裕子(Monochrome Circus)、山田蟲男(突劇金魚)

「アフタートーク」
出演:山口茜(演出家・劇作家、メニコン シアターAoi芸術監督)& 金平茂紀(ジャーナリスト)
※本公演のチケットをお持ちの方限定

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金平茂紀
ジャーナリスト。早稲田大学大学院客員教授。沖縄国際大学非常勤講師。1953年 北海道旭川市生まれ。1977年 TBS入社。以降 同局でモスクワ支局長 ワシントン支局長 「筑紫哲也NEWS23」編集長 報道局長などを歴任。2010年より「報道特集」キャスター。2022年9月でレギュラー退任。以降 同番組の「特任キャスター」に。2004年度 ボーン上田記念国際記者賞受賞。2022年度 外国特派員協会「報道の自由賞」受賞。著書に『沖縄ワジワジー通信』『筑紫哲也NEWS23とその時代』など多数。翻訳書に『じじつは じじつ ほんとうのことだよ』。

公演概要

プレイガイド

発売日:3月11日(土)10:00
WEB:お申込みページは こちら
電話: 052-938-5537(平日10:00~17:00)

※ 購入方法によりチケット代金のほかに手数料が必要になる場合があります。
※ 未就学児のご入場はご遠慮ください。
※ 障がい者割引は、障害者手帳等をお持ちの方がご購入いただけます。当日会場にて手帳等をご提示ください。
※ 車椅子でのご来場、補助犬のご同伴をご希望の方は、お電話にてお申込みください。

アクセシビリティ / 字幕

▼聴覚に障害のあるお客様のためのポータブル字幕機サービス (日本語)
[要予約|無料・限定数(先着順)]
上演中、セリフや音響の情報をお客様のお手元でご覧いただけるタブレットを貸し出しいたします。タブレットから光が漏れる都合上、最後列をご案内いたしますことをご了承ください。

字幕機ご予約方法:チケットをご購入の上、ご観劇日前日までに『透き間』制作部までメールでお問合せください。
3営業日内に確認メールが届かない場合はお手数をおかけしますが、再度ご連絡ください。

  宛先:『透き間』制作部 seisaku@stamp-llc.com
  件名:愛知公演 字幕タブレット希望
  メールに、お名前とご連絡先をご記載ください

スタッフ

【上演台本・演出】山口茜
【作曲】増田真結
【出演】芦谷康介、佐々木ヤス子、達矢(以上 サファリ・P)、F.ジャパン(劇団衛星)、森裕子(Monochrome Circus)、山田蟲男(突劇金魚)
【舞台美術】カミイケタクヤ
【映像】山田晋平
【照明】池辺茜
【音響】森永恭代
【音響オペレーション】林実菜
【衣裳】鷲尾華子
【舞台監督】大鹿展明
【演出助手】村田瞳子(白いたんぽぽ)
【宣伝デザイン】山口良太(slowcamp)
【宣伝写真】坂下丈太郎
【字幕制作】宮本晶子(合同会社syuz’gen)
【字幕オペレーター】田中遙
【制作】水戸亜祐美、寺田凜、染谷日向子(合同会社syuz’gen)、合同会社stamp

クレジット

企画・製作:合同会社stamp
主催:一般財団法人メニコン芸術文化記念財団

京都芸術センター制作支援事業
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お問い合わせ

一般財団法人メニコン芸術文化記念財団
TEL 052-938-5537(平日10:00~17:00)